建築工学科(建築設計コース)

1 学科の特色・教育課程の特色・将来の進路等

 人間生活にとって欠かすことのできない条件として、「衣・食・住」があげられます。「住まい」には、個人的、あるいは社会的な人間生活を包む働きがあり、加えて、より便利で快適で安全な住空間の創造が求められています。
 また、最近の科学技術の飛躍的な発展は、建築の分野においても新材料の開発、施工技術の向上、コンピュータの導入等、目覚ましい進歩をもたらしています。
 建築設計コースでは、これらの新しい知識・技術を生かして、建築物の創造に携わっていくために、建築設計製図を中心にして、建築実習・建築構造・建築設計・建築計画・建築施工・建築法規などを学習します。
 近年は進学希望者が増加していますが、多くが推薦入試で合格しています。授業にしっかり臨み、定期考査を頑張ることにより推薦されますので、普段から学習習慣をつけておく必要があります。また、国公立大学の受験に向けて、2年生から長期休業中の補習と3年生の平日補習を実施しています。就職者は、毎年10名前後です。3年間で学んだ建築の専門知識を生かし、民間では建設会社、工務店などへ就職し、県内外の技術者として活躍しています。

2 工業科コース・学科の選択、決定と教育課程の特色について

 2年生になると、機械コース(機械工学科)、建築設計コース(建築工学科)、環境土木コース(土木工学科)、電子制御コース、情報システムコース(電子情報工学科)の5コースのいずれかに所属します。(選択したコースによって小学科名が決定します。)
 1年生の工業科目の時間に、各コース別に設定した実習を体験したり、産業社会における職業選択に関する授業、担任の先生や工業専門教科の先生との相談と保護者も交えた面談、さらに適性検査等を実施して、それぞれの希望・適性にあったコースに分かれます。また、工業科に関する資格取得もでき、進路に有効な対応を行っています。
 また、それぞれのコースでは、大学進学に対応できる普通教科の科目を多く取り入れた「アカデミックコース」か、工業専門分野を深く学ぶため専門教科の科目を多く取り入れた「プロフェッショナルコース」のどちらかを選択します。

3 募集について中学生に望むこと

 新発田南高校工業科は「ものづくり」の真の喜びを学ぶことができる新発田・村上地区の唯一の工業専門高校として再編され、本年度で11年目となります。本校では、専門性を高め地域に貢献できる産業人であり、良き社会人を育成します。さらに、大学等への上級学校への進学希望者もその進路希望達成が可能です。
 中学生の皆さん、「工業」へ夢と情熱を傾けませんか。


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