電子情報工学科(電子制御コース・情報システムコース)

1 学科の特色・教育課程の特色・将来の進路等

 私たちの現代社会は電気・電子およびコンピュータによる情報処理技術によって支えられています。電子情報工学科は、これらの知識や技術を学ぶ学科です。さらに、本校の電子情報工学科は、皆さんの夢の実現に向けたコース選択ができるように、「電子制御コース」と「情報システムコース」を設けています。
 「電子制御コース」は、将来メカトロニクス・エンジニアをめざすコースです。メカトロニクスとは、機械工学と電子工学を融合させた技術分野です。産業用ロボットなどは、この技術を応用した代表的な製品です。本コースでは、機械・電子・制御などの分野の知識や技術を習得します。
 「情報システムコース」は、将来マルチメディア・システム・エンジニアをめざすコースです。これまでコンピュータ技術は、事務作業などの情報処理が中心でしたが、現在では文字・画像・音声などを活用するマルチメディア技術が必要です。情報システムコースでは、マルチメディア技術を活用したシステム開発の知識や技術を習得します。
 2つのコースとも、それぞれの専門知識や技術の基礎基本を重視し、実験と「ものづくり」をとおして丁寧に学習します。また、各種検定試験や産業社会で必要とされる各種国家資格の取得を奨励し指導します。専門科目の授業内容は、資格試験の内容にも対応しており、在学中に取得できる国家資格として「第二種電気工事士」・「工事担任者」・「システムアドミニストレータ」・「基本情報処理技術者」などがあります。
 卒業後の進路は、就職・進学とも、機械・電気・電子・情報系の幅広い分野に進むことができます。

2 工業科コース・学科の選択、決定と教育課程の特色について

 2年生になると、機械コース(機械工学科)、建築設計コース(建築工学科)、環境土木コース(土木工学科)、電子制御コース、情報システムコース(電子情報工学科)の5コースのいずれかに所属します。(選択したコースによって小学科名が決定します。)
 1年生の工業科目の時間に、各コース別に設定した実習を体験したり、産業社会における職業選択に関する授業、担任の先生や工業専門教科の先生との相談と保護者も交えた面談、さらに適性検査等を実施して、それぞれの希望・適性にあったコースに分かれます。
 また、それぞれのコースでは、大学進学に対応できる普通教科の科目を多く取り入れた「アカデミックコース」か、工業専門分野を深く学ぶため専門教科の科目を多く取り入れた「プロフェッショナルコース」のどちらかを選択します。

3 募集について中学生に望むこと

 新発田南高校工業科は「ものづくり」の真の喜びを学ぶことができる新発田・村上地区の唯一の工業専門高校として再編され、本年度で11年目となります。本校では、専門性を高め地域に貢献できる産業人であり、良き社会人を育成します。さらに、大学等への上級学校への進学希望者もその進路希望達成が可能です。
 中学生の皆さん、「工業」へ夢と情熱を傾けませんか。


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